透き通った水の流れる
山麓の町

佐久穂町の魅力イメージ

透き通った水の流れる
山麓の町

佐久穂町は日本の真ん中辺にある長野県の東側、
千曲川をはさんで左右に羽を広げたような形です。
西に望む八ヶ岳、東の茂来山はこの里を見守ります。
山裾に広がる森は、深い緑の苔の森。
その中にひっそりと水をたたえる白駒の池があります。
白樺林、大きなトチノキ、木々と花々が季節を彩ります。
森から集まる落水も、さらさら流れる山麓の町です。

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佐久穂町イメージ 佐久穂町イメージ
佐久穂町 白駒の池 佐久穂町 白駒の池

白駒の池

緑の森の懐に
透明な水をたたえます

北八ヶ岳の麓に広がる原生林の中に、驚くほど透明な水をたたえた「白駒の池」があります。標高2,100m以上の場所にある湖としては日本最大の湖で、水の透明度は5.8m。風がない晴れた日は、なめらかな水面が鏡のようにあたりの森と空を映します。湖の名前は、白馬とともに湖に消えた娘の悲しい伝説に由来するそうです。湖へは駐車場から15分ほど森の中を歩きます。まわりは数百年の時を刻んだコメツガ、トウヒ、シラビソなどの原生林。原生林の下には絨毯のような苔の森が広がる。イワカガミのピンクが彩る遅い春からナナカマドの実が真っ赤に色づく秋まで、さまざま豊かな姿で私たちを楽しませてくれます。遊歩道が整備されているので、比較的気軽に深い森の気を、からだいっぱいに感じることができます。八ヶ岳登山をする人もトレッキングをする人にも、まずは白駒の池でパワーをもらって歩き始めます。詳しくみる

佐久穂町 白駒の池
佐久穂町 白駒の池
佐久穂町 白駒の池
佐久穂町 白駒の池 佐久穂町 白駒の池
佐久穂町 苔の森 佐久穂町 苔の森

苔の森

しっとりとした空気を
こころいっぱいに

白駒の池周辺の森は一面に広がる苔が美しい緑深い森です。水分をたっぷり含み、ひっそりと広がる苔の種類はおよそ485種ほど。これほど美しい苔の森は他では見られません。池周辺の森の10ヶ所には名前がついていて、森それぞれの特徴と苔を見ることができます。森に入ったら苔ひとつひとつ表情の違いを、ぜひルーペなど使って見てみてください。色や形、けれどそれ以上に、どんなところに生えているかということが実は重要なのです。ゆっくりゆっくり、呼吸を深くして歩いてみましょう。「苔の森」は、2008年日本蘚苔類学会により“日本の貴重なコケの森”『八ヶ岳白駒池周辺の原生林』として認定されました(日本で11番目です)。森を歩く時は登山道を外れないように気をつけてください。森に迷ってしまったり、貴重な植生を荒らしてしまうかもしれません。「苔の森」が、これからもずっと、私たちに美しい姿を見せてくれますように。詳しくみる

佐久穂町 苔の森
佐久穂町 苔の森
佐久穂町 苔の森
佐久穂町 苔の森 佐久穂町 苔の森
佐久穂町 白樺の森 佐久穂町 白樺の森

白樺群生地

彩りゆたかな
白い森

八ヶ岳の山裾はなだらかです。北東に位置する八千穂高原は火山活動によってできた台地で、およそ200haもの広大な土地を50万本もの白樺が群生しています。垂直に並ぶ白い木々には少し明るい緑の葉、風の音が心地よい、明るい森です。5月の空の下、その裾を赤紫色のトウゴクミツバツツジが彩ります。実はこの森、ヤマツツジ、レンゲツツジ、ドウダンツツジなどの群生地でもあるのです。白樺の森の周りはミズナラやカラマツ、賑やかな鳥の声が響く、音の森です。柔らかな黄緑の芽吹きから始まる森の色は、クリンソウやベニバナイチヤクソウなど山野草が咲き出す頃その濃さを増します。そして少しずつ、みごとな黄金色に。聞こえるのは葉が地面に積もる音。葉が落ちて空が広くなると雪の季節です。冬の青空は濃く深く、雪の大地と白樺の木立が白の対比を強くする森の色。季節ごとの彩りを楽しむことのできる、ゆたかな白い森なのです。詳しくみる

佐久穂町 白樺の森
佐久穂町 白樺の森
佐久穂町 白樺の森 佐久穂町 白樺の森
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