八千穂高原花木園 | 長野県佐久穂町観光協会公式ホームページ 旅行・観光情報

標高1600メートル地点にある花木園。周囲をネットで囲むことで野生のシカによる獣害を防ぎ、本来あるべき八千穂高原の姿を守っています。
30分ほどで散策できる周遊コースが設けられていて、高原を歩きながら、美しい白樺の自生林、ササ類の群生、可憐な野の花を間近で観察することができます。花に誘われてやって来る珍しい蝶々の姿も必見。また、散策路には渓流と2つの池、さらには滝もあり、清らかな水と植物が織りなす風景や、水を求めてやってくる野鳥の姿も楽しめます。

花のシーズンは、5月後半から。クリンソウやスズランに始まり、トウゴクミツバツツジ、レンゲツツジ、ドウダンツツジなどが続々と開花し、園内は一気に華やかに。同じ頃、ベニバナイチヤクソウの群生も可憐な姿で登場します。
初夏から初秋はまるでお花畑。コオニユリ、ハクサンフウロ、ヤナギラン、マツムシソウ、ヤマトリカブト、アキノキリンソウなど、多様な野の花が次々と花開きます。珍しい植物もあるので、図鑑を手に散策するのもおすすめです。
9月半ばを過ぎるとリンドウやススキなどが姿を見せ、やがて木の葉も色づいて、秋の装いになっていきます。

マレットと呼ばれる木槌状のクラブで直径7.5センチのボールを打ち、何打目にホールに入れることができるかを競うマレットゴルフ。長野県ではポピュラーな、日本発祥のスポーツです。
花木園には自然の地形を活かしたマレットゴルフ場が併設されていて、白樺林の中を歩きながら、18ホールのプレイを楽しむことができます。ルールはゴルフとほぼ同じですが、ボールを転がすため危険はなく、距離も短いので、年齢を問わず楽しめます。